「オーディオインターフェース選びで迷いすぎて、結局何も買えていない」——DTMを始めようとすると、こういう状況に陥りがちです。そんな初心者に長年支持されてきたのが Steinberg UR22C、そして2025年にリニューアルされた後継モデル YAMAHA URX22C です。この記事では、初心者目線でUR22Cの評判・スペック・メリット・デメリットを整理し、競合製品との比較もまとめました。「自分に合うか?」を判断する材料として、ぜひ参考にしてください。
Steinberg UR22CとYAMAHA URX22Cの関係をまず整理
名前が変わっただけで中身は同じ
2019年にSteinbergブランドで発売されたUR22Cは、2025年にYAMAHA URX22Cへと製品名が変更されました。参考情報によると「中身は一緒」とのことで、従来のUR22Cに関するレビューや操作情報はそのまま現行のURX22Cにも適用できます。
本記事ではUR22C/URX22C両方の名称を使いながら解説します。「UR22C」で検索してたどり着いた方も、安心して読み進めてください。
価格の変化に注意
参考情報によると、2019年の発売当初は17,800円程度だったものが、2026年現在はAmazonで約26,000円前後で販売されています(2026年6月時点)。価格は変動するため、最新価格は必ず販売ページでご確認ください。
UR22Cの基本スペックをチェック
主要スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アナログ入力 | コンボジャック × 2 |
| サンプリングレート | 最大192kHz / 32bit |
| 接続端子 | USB 3.0(Type-C) |
| ループバック | あり |
| 内蔵エフェクト | あり(dspMixFx) |
| ファンタム電源 | あり(コンデンサーマイク対応) |
| 対応OS | Windows / Mac / iOS |
| 付属DAW | Cubase AI / Cubasis LE |
| 実売価格(参考) | 約26,000円 |
コンボジャックって何?
コンボジャックとは、マイク用のXLR端子と、ギターや楽器用の1/4インチフォン端子を1つにまとめた入力口のことです。UR22Cにはこれが2基あるため、「マイク2本」「ギター2本」「マイク1本+ギター1本」など、柔軟な組み合わせで同時録音できます。
32bit / 192kHzって何がいいの?
32bit(ビット深度)と192kHz(サンプリングレート)は、録音する音のきめ細かさを表す数値です。数字が大きいほど高品質になりますが、一般的なCDはすでに16bit / 44.1kHzであり、初心者のうちは24bit / 48kHz程度で十分と言われています。URX22Cはそれを大きく上回る32bit / 192kHzまで対応しているため、将来的なクオリティアップにも余裕をもって対応できます。
UR22Cが初心者に評判な理由
専用アプリ「dspMixFx」が便利
URX22CにはdspMixFxという専用アプリが用意されており、PCやiOSから設定を細かく調整できます。内蔵のエフェクトやループバック(配信用に便利な音声のミックス機能)もこのアプリで管理できるため、別途有料プラグインを揃える前でも多彩な使い方が可能です。
- 専用アプリでエフェクト・ループバックを直感的に管理できる
- 付属DAWの「Cubase AI」があるのでソフト代が浮く
- USB 3.0(Type-C)対応で低レイテンシー(音の遅延が少ない)接続が可能
- コンパクトな本体で机の上がすっきりする
- ファンタム電源搭載でコンデンサーマイクも使える
ライブ配信・歌ってみたに強い
参考情報では「歌ってみた・ライブ配信兼用機としては最強クラス」と評されています。ループバック機能を使うと、自分の声や演奏をリスナーに届けながら、BGMと音声を同時に配信に乗せることができます。これは初心者がYouTubeやSNSで活動を始めるときに非常に役立つ機能です。
付属DAW「Cubase AI」が大きな魅力
DAW(Digital Audio Workstation=音楽制作ソフトウェアの総称)は単品で購入すると数万円することもありますが、UR22CにはCubase AIが付属。Steinberg製品同士の親和性が高く、初心者でもスムーズに音楽制作を始めることができます。
UR22Cのデメリットも正直に確認
- USB 2.0接続の場合は別途ACアダプターによる電源供給が必要になることがある
- 発売当初より価格が大幅に上昇し(約26,000円)、同価格帯の競合製品と比較検討が必要
- DAWで音を出す設定に最初は戸惑う場合がある(初心者からのレビューより)
URX22CはUSB 3.0(Type-C)接続が推奨されています。USB 2.0ポートしかないPCで使う場合、別途コンセントからの電源供給が必要になるケースがあります。自分のPCのUSBポートを事前に確認しておきましょう。
競合製品との比較表
同価格帯・近い用途のオーディオインターフェースとまとめて比較します。「UR22Cじゃなきゃダメ?」という疑問に答えるための表です。
| 製品名 | 入力数 | 最大音質 | USB接続 | ループバック | 付属DAW | 実売価格(目安) | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| YAMAHA URX22C(旧UR22C) | 2 | 32bit/192kHz | USB 3.0 Type-C | あり | Cubase AI | 約26,000円 | 配信・歌ってみた・DTM全般 |
| Focusrite Scarlett Solo(Gen4) | 2 | 24bit/192kHz | USB Type-C | あり | Ableton Live Lite他 | 約16,000円前後 | ボーカル・ギター録音重視 |
| Focusrite Scarlett 2i2(Gen4) | 2 | 24bit/192kHz | USB Type-C | あり | Ableton Live Lite他 | 約24,000円前後 | 2人同時録音・汎用DTM |
| MOTU M2 | 2 | 32bit/192kHz | USB Type-C | あり | なし(別途必要) | 約23,000円前後 | 音質重視・モニタリング |
| Roland Rubix22 | 2 | 24bit/192kHz | USB Type-B | あり | — | 約16,000円前後 | 初心者・シンプル用途 |
※価格はすべて目安であり変動します。最新価格は各販売ページでご確認ください。
「ループバック」は配信時に自分の音とPCの音をミックスして配信に流す機能。配信を視野に入れるなら必須チェック項目です。「付属DAW」があると初期費用が抑えられます。
用途別:あなたに向いているのはどれ?
歌ってみた・ライブ配信がメインならUR22C(URX22C)
参考情報でも「歌ってみた・歌枠配信に最適」と評価されているように、dspMixFxアプリによるエフェクト管理+ループバックの組み合わせはライブ配信用途において特に強力です。USBケーブル1本でiPhoneにもつながるため、スマートフォン配信にも対応できます。
とにかく初期費用を抑えたいなら Scarlett Solo
Focusrite Scarlett Soloは実売価格が16,000円前後と、URX22Cより大幅に安価です。付属ソフトも充実しており、「まず試してみたい」という入門段階なら十分な選択肢です。ただしURX22CのようなdspMixFx専用アプリはなく、配信特化機能はやや劣ります。
純粋な音質重視ならMOTU M2
MOTU M2は32bit / 192kHzに対応し、ヘッドフォン出力の音質に定評があります。ただし付属DAWがないため、別途ソフトを用意する必要があります。初心者よりも「音質に妥協したくない中級者」向けの選択肢です。
実際の評判・口コミから見えてくるポイント
サウンドハウスのユーザー投稿より
サウンドハウスに投稿されたDTM初心者のレビューでは「ツマミ類は直感的でわかりやすいが、DAWで音を出すまでの設定は最初は難しい」といった正直なコメントが見られます。これはUR22C固有の問題というよりも、オーディオインターフェース全般に共通する初期設定のハードルです。購入後は付属のQuick Startガイドや、YoutubeのUR22C関連チュートリアル動画を活用するのがおすすめです。
価格.comでの評価
価格.comでは総合評価4.37点(5点満点)と高評価を維持しています(2024年12月時点の情報)。「音質」「デザイン」「サイズ・携帯性」などのカテゴリで軒並み高得点を獲得しており、ユーザー満足度の高さがうかがえます。
「価格が上がっても選ばれる理由」
参考情報では、発売当初の17,800円から現在の約26,000円へと価格が上昇したにもかかわらず「この価格帯でも歌ってみた・ライブ配信兼用機としては最強」と評されています。これはURX22Cが持つ専用アプリ・ループバック・付属DAW・iOS対応という機能セットが、競合製品に対してまだ優位性を保っているためです。
購入前に確認しておきたいチェックリスト
初めてオーディオインターフェースを買う前に、以下の点を確認しておきましょう。
- [ ] 自分のPCにUSB Type-Cポートはあるか?(なければType-C→A変換が必要)
- [ ] コンデンサーマイクを使う予定があるか?(URX22Cはファンタム電源対応なのでOK)
- [ ] DAWはすでに持っているか?(なければCubase AI付属のURX22Cは特に有利)
- [ ] 配信活動を視野に入れているか?(ループバック機能の有無を要確認)
- [ ] 予算はいくらか?(約26,000円が厳しければScarlett Soloも検討)
まとめ
- Steinberg UR22Cは2025年にYAMAHA URX22Cへ改名。中身のスペック・機能は同じ
- 最大192kHz/32bit対応、USB 3.0接続でプロ水準の音質録音が可能
- 専用アプリdspMixFxでエフェクト・ループバックを管理でき、配信用途に特に強い
- 付属DAW「Cubase AI」があるため初期費用を抑えられる
- 実売価格は約26,000円(2026年6月時点)。発売当初より値上がりしているため、他製品との比較も重要
- 配信・歌ってみた・DTM全般の兼用なら依然トップクラスの選択肢
- 初期設定に多少の学習コストはあるが、チュートリアル動画で解消できるレベル
UR22C(URX22C)は「とにかく多機能で長く使える1台」を求める初心者にとって、依然として有力な選択肢です。ただし約26,000円という価格帯になったことで、用途によっては他の選択肢も十分検討に値します。配信も録音もまとめてこなせる1台が欲しいという方には、URX22Cが現在でも最有力候補のひとつです。
まずはAmazonで最新価格と在庫状況を確認してみましょう。
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比較製品の価格も気になる方はこちらもチェックしてみてください:
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この記事で紹介した製品の価格・スペックは、参考情報および各メーカー公式情報をもとに記載しています。価格は変動しますので、購入前に必ず各販売ページの最新情報をご確認ください。
参考・出典
本記事は、上記の公開情報をもとに作成しています。価格・仕様は変動するため、購入前に各公式サイト・販売店で最新情報をご確認ください。

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