「UR22CとURX22C、どっちを買えばいいの?」「そもそも何が違うの?」と迷っているあなたへ。2025年10月にSteinbergブランドのUR22CはYAMAHAブランドの URX22C としてリブランドされました。検索しても両方の名前が出てきて、初心者にとっては混乱しやすい状況です。この記事では、2026年現在の最新情報をもとに2つの違いを徹底解説し、どちらを選べばいいかをわかりやすくまとめます。
UR22CとURX22Cはそもそも何者?
Steinberg UR22Cとは
Steinberg(スタインバーグ)は、DAW(音楽制作ソフト)「Cubase」で有名なドイツのメーカーです。ただし実態はヤマハの100%子会社であり、UR22Cのハードウェア開発・ドライバ開発もヤマハが担当していました。
UR22Cは2019年に発売されて以来、DTM(デスクトップミュージック)入門機の定番として長年愛され続けてきたオーディオインターフェース(PCと楽器・マイクをつなぐ機器)です。発売当初は17,000円台で購入できたこともあり、初心者から配信者まで幅広いユーザーに支持されました。
YAMAHA URX22Cとは
2025年10月9日、ヤマハはグループ内のブランド戦略を見直し、SteinbergブランドのオーディオインターフェースをYAMAHAブランドに統合しました。このリブランドによってUR22CはURX22Cに名称変更されています。
URX22Cは「新製品」ではなく「UR22Cの名称変更版」です。機能・性能・付属品は実質的に同一であり、中身はUR22Cと完全互換と公表されています。
UR22C vs URX22C 違いを比較表でチェック
最も気になる「2つの違い」を比較表でまとめました。
| 項目 | Steinberg UR22C(旧) | YAMAHA URX22C(新) |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2019年 | 2025年10月〜 |
| ブランド | Steinberg | YAMAHA |
| 筐体デザイン | Steinbergロゴ・旧デザイン | YAMAHAロゴ(音叉マーク)・微変更 |
| 機能・性能 | UR22Cと同一 | URX22Cと同一 |
| 端子・ボタン配置 | 同一 | 同一 |
| サンプリングレート | 192kHz / 32bit | 192kHz / 32bit |
| 接続端子 | USB 3.0(Type-C) | USB 3.0(Type-C) |
| アナログ入力 | コンボジャック×2 | コンボジャック×2 |
| ループバック | ○ | ○ |
| 内蔵DSP | ○(dspMixFx対応) | ○(dspMixFx対応) |
| 付属DAW | Cubase AI / Cubasis LE | Cubase AI / Cubasis LE |
| 対応OS | Windows / Mac / iOS | Windows / Mac / iOS |
| 税込希望小売価格 | 生産完了・在庫限り | 28,600円 |
| Amazon実売価格 | 在庫状況による(約18,000円台〜) | 約28,600円〜 |
参考情報によると、2026年7月時点でのAmazon価格はURX22Cが約28,600円(YAMAHA URX22C)、旧モデルのSteinberg UR22Cは約18,980円(在庫限り)で流通しているようです。最新価格はAmazonや公式サイトでご確認ください。
旧モデルのSteinberg UR22Cは生産完了品です。在庫限りとなっており、今後入手が難しくなる可能性があります。長期的なサポートや保証を考えると、新品で購入するならURX22Cを選ぶほうが安心です。
両モデルの共通スペックを詳しく見る
2つの製品は「ほぼ同じ」とお伝えしましたが、その「共通スペック」が非常に優秀です。初心者が知っておきたいポイントを詳しく解説します。
192kHz/32bit対応の高音質レコーディング
サンプリングレート(音をデジタル録音する際の細かさ)が最大192kHz、ビット深度(音の細かさを表す単位)が32bitに対応しています。一般的なCDの音質は44.1kHz/16bitですから、プロ機に肉薄する解像度で録音できます。
DTM入門機としては十分すぎるスペックで、音質に不満を感じることはほぼないでしょう。
内蔵DSPによるレイテンシーの少ないエフェクト
DSP(Digital Signal Processor:デジタル信号処理チップ)を内蔵しており、EQ・コンプレッサー・リバーブなどのエフェクトをPCに負荷をかけずに使えます。
レイテンシー(声や音を録音したときに生じるわずかな遅延)を最小限に抑えながらエフェクトを使えるのは、歌録りや配信シーンで大きな強みです。
dspMixFxアプリで直感的に操作
専用アプリ「dspMixFx」はWindowsとMac、iOSに対応した無料アプリです。2025年10月のリブランドと同時にアップデートされ、Elgato Stream Deckでのコントロールにも対応。旧UR22Cユーザーも同じアプリを引き続き使えます。
ループバック機能でライブ配信に最適
ループバックとは、PCで再生している音(BGMや効果音など)とマイクの音を混ぜて配信ソフトに送る機能です。歌枠・弾き語り配信をする際に非常に重宝します。
実際どちらを選べばいい?用途別の判断基準
今から新品で買うなら→YAMAHA URX22C一択
現在新品で購入するなら、YAMAHA URX22Cを選ぶべきです。旧モデルのUR22Cは生産完了品のため、新品在庫は流通在庫のみ。保証・サポート面でも現行品のURX22Cが安心です。
現行品で長期保証が受けられる
ドライバ・ソフトウェアの継続的なアップデートが期待できる
dspMixFxの最新機能(Stream Deck連携など)が使える
旧UR22Cより価格が高くなっている
URX22Cは、DTM・歌録り・ライブ配信のすべてをカバーできるオールラウンダーです。「一台でなんでもやりたい」という初心者に特におすすめです。
旧UR22Cの中古・在庫品が安く買えるなら→コスパ優先ならアリ
旧モデルのSteinberg UR22Cが大幅に安く手に入るなら、機能・性能は同一なのでコスパ優先で選ぶのも合理的な判断です。ただし以下の点に注意してください。
URX22Cと機能・性能は完全に同じ
価格差があれば節約になる
生産完了品のため保証・サポートが受けにくい場合がある
在庫限りで今後入手困難になる可能性がある
中古や海外並行輸入品は保証が受けられないケースがあります。購入前に必ず販売元の保証条件を確認してください。
予算が限られているなら→UR22MK3も検討の価値あり
予算2万円以下で抑えたい場合は、同じヤマハブランドのUR22MK3(税込希望小売価格19,800円)も選択肢に入ります。ただしUR22MK3はDSP非搭載のため、dspMixFxによるエフェクトやStream Deck連携機能は使えません。配信・歌録りのエフェクト機能にこだわるなら、URX22Cに予算を合わせるほうが後悔が少ないでしょう。
URX22Cが特に向いている人・向かない人
URX22Cが向いている人
- 歌ってみた・弾き語り動画を制作したい人
- YouTube・ニコニコ動画などへの投稿を考えている人
- ライブ配信(歌枠・楽器演奏)をしたい人
- DTMと配信を一台でまかないたい人
- コンデンサーマイク(ファンタム電源が必要なマイク)を使いたい人
URX22Cが向かない人
- マイク3本以上を同時に使いたい人(入力が2系統のため)
- MIDI機器を多数接続したい人(MIDI入出力は各1系統)
- 予算を2万円以下に抑えたい人
価格と購入先の確認
2026年7月時点の参考価格は以下のとおりです。価格は変動するため、購入前に必ず最新価格をご確認ください。
| 製品 | 税込希望小売価格 | Amazon参考価格(2026年7月時点) |
|---|---|---|
| YAMAHA URX22C | 28,600円 | 約28,600円〜 |
| Steinberg UR22C(旧・在庫限り) | 生産完了 | 約18,980円〜(在庫次第) |
| YAMAHA UR22MK3(参考) | 19,800円 | 要確認 |
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初心者がURX22Cを買ったらまずやること
URX22Cを手に入れたら、以下の手順で始めるとスムーズです。
セットアップの流れ
- USBケーブルでPCに接続する(USB 3.0接続推奨。USB 2.0接続の場合は別途電源アダプターが必要な場合があります)
- ヤマハ公式サイトからドライバをダウンロード・インストールする
- dspMixFxアプリをダウンロードする(無料・Windows/Mac/iOS対応)
- 付属のCubase AIをアクティベートして音楽制作を始める
USB 2.0ポートしかないPCで使用する場合、バスパワー(USBからの電源供給)だけでは電力が不足することがあります。その場合は本体背面のUSB Type-Cポートから別途電源を供給する必要があります。USB 3.0のポートがあるPCなら、ケーブル一本だけで接続完了します。
付属ソフトを活用する
URX22Cには以下のソフトウェアが付属しています(公式情報より)。
- Cubase AI:ヤマハ・スタインバーグが提供するDAW(音楽制作ソフト)の入門版
- Cubasis LE:iPad向けの音楽制作アプリ
初心者はまずCubase AIから始めると、スムーズにDTMの世界に入れます。
まとめ
- UR22CとURX22Cは実質同一製品。2025年10月にSteinbergブランドからYAMAHAブランドへリブランドされた
- 機能・性能・端子配置・付属品はすべて同じ。外観のロゴとデザインがわずかに変更されたのみ
- 今から新品で買うならURX22C一択。旧UR22Cは生産完了品で在庫限り
- 旧UR22Cが安く手に入るなら機能面での差はないが、保証・サポートに注意が必要
- URX22Cは192kHz/32bit対応・DSP内蔵・ループバック機能ありで、歌録り・配信・DTMをすべてカバーできる優秀な一台
- 2026年7月時点のAmazon参考価格はURX22Cが約28,600円(最新価格は公式サイトまたはAmazonでご確認ください)
「名前が変わっただけで中身は同じ」というのがUR22C→URX22Cの正直なところです。迷っているなら、現行品のYAMAHA URX22Cを選べば間違いありません。歌録り・ライブ配信・DTMを一台でこなせる、2026年現在でも最前線で戦える優秀なオーディオインターフェースです。
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参考・出典
本記事は、上記の公開情報をもとに作成しています。価格・仕様は変動するため、購入前に各公式サイト・販売店で最新情報をご確認ください。

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