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Serum 2レビュー【初心者向け】使い方・新機能・他シンセとの比較を徹底解説

Serum 2レビュー【初心者向け】使い方・新機能・他シンセとの比較を徹底解説
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「シンセって難しそう…」「Serum 2が気になるけど、初心者でも使えるの?」そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では Serum 2の特徴・新機能・使い方の入り口 を、できるだけ平易な言葉でまとめました。他の人気シンセ音源との比較表もあるので、「自分に合ったシンセはどれか?」を判断する材料としてもご活用ください。


目次

Serum 2とは?初心者でも知っておきたい基礎知識

Serumってそもそも何?

Serum(セラム)は、Xfer Recordsが開発したソフトウェアシンセサイザー(PCやMac上で動くデジタル楽器)です。2014年のリリース以来、EDM・ポップス・ヒップホップなど幅広いジャンルのプロデューサーに愛用されてきました。

「シンセサイザー」とは電子的に音を合成して作る楽器のこと。Serumは特にウェーブテーブル合成(波形のテーブルを切り替えながら音を作る方式)を得意とします。

初心者に人気の理由のひとつが、プリセット(あらかじめ用意された音のテンプレート)が豊富なこと。プリセットを選ぶだけで即プロっぽいサウンドが出せるため、「音作りが全然わからなくても使える」と評価されてきました。

Serum 2は2025年にリリースされた大型アップデート

公式サイトおよびサンレコの記事によると、Serum 2は2025年3月18日に正式リリースされました。初代Serumから約10年ぶりの大型アップデートです。

さらに注目すべき点として、初代Serumを購入済みのユーザーは無料でアップグレード可能。公式の「生涯無料アップデート」の約束が守られた形で、世界中のユーザーから歓迎の声が上がっています。

ポイント

初代Serumをお持ちの方は追加費用なしでSerum 2へアップグレードできます。初代のプリセットやプロジェクトもそのまま引き継ぎ可能です。


Serum 2の新機能を初心者向けにわかりやすく解説

①オシレーターが2基から3基に増えた

「オシレーター(Oscillator)」とは、音の元となる波形を生成する部品のことです。Serum 1では2基(OSC A・B)でしたが、Serum 2ではOSC Cが追加されて3基になりました。

これにより、1つのシンセで複数の音を重ねる「レイヤーサウンド」がより簡単に作れるようになっています。たとえば「低音・中音・高音をそれぞれのオシレーターで担当させる」ような音作りも可能です。

②オシレーターモードが5種類に拡張

サンレコの解説記事によると、従来はウェーブテーブルのみだったオシレーターモードが、以下の5種類に拡張されました。

モード名 特徴の概要
Wavetable(ウェーブテーブル) 従来からの方式。波形テーブルを使った合成
MultiSample(マルチサンプル) 音階やベロシティごとに異なるサンプルを使用。生楽器らしい自然な音が作れる
Sample(サンプル) 単一の音声ファイルを読み込んで使う
Granular(グラニュラー) 音を細かい粒(グレイン)に分解して加工する先進的な方式
Spectral(スペクトラル) 音の周波数成分を操作して音色を変える方式

この拡張により、Serum 2はただのシンセではなく「シンセ+サンプラーのハイブリッド」に進化しています。

③フィルターが2基に増え、マクロも8つに倍増

「フィルター」とは音の特定の周波数帯域を削ったり強調したりする機能です。Serum 1では1基だったフィルターが2基になり、組み合わせて使えるようになりました。

また、複数のパラメーターを一度に操作できる「マクロ」機能も4つから8つに倍増。「このつまみを回すだけで音全体が変わる」という直感的な操作がより豊かになっています。

④エフェクトがモジュール式になり制限撤廃

リバーブ(残響)・ディレイ(やまびこ)・ディストーション(歪み)などの内蔵エフェクトが全13種類に強化。従来は同じエフェクトを2つ以上使えませんでしたが、Serum 2では同じエフェクトを複数同時に使うことも可能になりました。

⑤CLIPモジュールとアルペジエーターの搭載

  • CLIPモジュール:シンセ内部にDAW(音楽制作ソフト)のようなMIDIパターン入力機能が搭載されました。最大12個のクリップを保存でき、DAWへのドラッグ&ドロップも対応。
  • アルペジエーター:和音を弾くと自動で音を順番に鳴らしてくれる機能。12種類のパターンをカスタム保存できます。
ポイント

CLIPモジュールとアルペジエーターの搭載で、Serum 2はシンプルなフレーズ作りもシンセ単体で完結できるようになりました。「まずSerum 2を鳴らして遊ぶ」という用途にもぴったりです。


Serum 2 vs 他の人気シンセ音源 比較表

初心者が「最初の1本」を選ぶ際に迷いやすい、主要なシンセ音源を比較します。

シンセ音源 開発元 主な合成方式 初心者向け度 特徴
Serum 2 Xfer Records ウェーブテーブル+マルチサンプル等 ★★★★☆ プリセット豊富、視覚的UI、旧版から無料UP
Vital Matt Tytel ウェーブテーブル ★★★★★ 無料版あり、Serumに近い操作感
Sylenth1 LennarDigital バーチャルアナログ ★★★★★ シンプル操作、EDMに定番
Massive X Native Instruments ウェーブテーブル ★★★☆☆ 高度な音作り向け、やや上級者向け
Phase Plant Kilohearts モジュラー型マルチ合成 ★★☆☆☆ 自由度が高い分、操作が複雑
Omnisphere 2 Spectrasonics ハイブリッドサンプル+シンセ ★★★☆☆ 圧倒的な音の多彩さ、プロ御用達
注意

上記の「初心者向け度」はUIのわかりやすさや情報量を総合した目安です。個人差があります。価格・バージョンは変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

Serum 2の特徴をまとめると:

  • プリセットが豊富でゼロからの音作りを強制されない
  • 視覚的でわかりやすいUI設計
  • チュートリアル動画・情報量が世界最大級
  • 初代Serum所有者は無料アップグレード可能
  • 無料版は存在しない(有料購入が必要)
  • 新機能(Granular・Spectralなど)は習得に時間がかかる

初心者がSerum 2を使い始めるための5ステップ

ステップ1:プリセットをとにかく鳴らしてみる

「音作りは難しそう…」と感じる方は、まずプリセットを選んで鳴らすことから始めましょう。Serum 2には多数のプリセットが用意されており、カテゴリ(Bass、Lead、Padなど)で絞り込みができます。

「プリセットを使うだけ」でも十分DTM制作には役立ちます。まずは気に入った音を探す”音探し”から始めてみてください。

ステップ2:既存プリセットを少しだけ改造してみる

慣れてきたら、プリセットのマクロつまみをちょっとだけ動かしてみましょう。フィルターのカットオフ(音の明るさを調節するつまみ)を少し動かすだけで、音の印象がガラリと変わります。

「音が変わる体験」を積み重ねることが、シンセを理解する一番の近道です。

ステップ3:マルチサンプルをBassプリセットに追加してみる

あるブログ記事では「前世代のBassプリセットにマルチサンプルオシレーターを追加すると、音に一気に迫力が出る」という実践的な方法が紹介されています。

マルチサンプルは音階やベロシティ(弾く強さ)に応じてサンプルを切り替えてくれるため、よりリアルで表情豊かな音になります。「改造前と改造後」を聴き比べると、Serum 2の新機能の恩恵を実感しやすいのでおすすめです。

ステップ4:アルペジエーターで遊んでみる

和音を押さえてアルペジエーターをONにするだけで、自動的にメロディアスなフレーズが生まれます。難しい打ち込みをしなくても「それっぽいフレーズ」が作れるので、初心者にとって最も達成感を得やすい機能のひとつです。

ステップ5:CLIPモジュールでフレーズを作ってDAWに書き出す

Serum 2内のCLIPモジュールでパターンを組み、ドラッグ&ドロップでDAWのタイムラインに配置できます。「シンセだけで完結→DAWに渡す」というフローを体験すると、制作の流れがぐっとスムーズになります。

メリット

初心者がSerum 2を使うコツは「難しい音作りから入らないこと」。プリセット→マクロをいじる→少し改造という段階的なアプローチが挫折しにくいです。


Serum 2の購入方法と価格について

購入できる場所

Serum 2はダウンロード販売のソフトウェア製品です。主な購入先は以下の2つです。

  • Xfer Records 公式サイト(海外・英語)
  • SONICWIREなどの国内正規販売サイト

国内サイトでは日本円での決済やポイント還元が使える場合があり、初心者には安心感があります。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。

注意

Serum 2はAmazonでは購入できません。ダウンロード専用ソフトのため、公式サイトまたは国内正規代理店からの購入をお勧めします。検索エンジンで「Serum 2 購入」と調べ、正規の販売ページかどうか確認してから購入してください。

初代Serumユーザーへの注意点

公式の「生涯無料アップデート」ポリシーにより、初代Serumの購入者はSerum 2へ無料でアップグレード可能です(公式サイト情報)。すでに購入済みの方は、まず公式サイトのアカウントを確認してみましょう。


初心者がSerum 2を選ぶべき理由・選ばない理由

こんな人にSerum 2はおすすめ

  • EDM・ポップス・ヒップホップなど現代的なジャンルを作りたい
  • プリセットを活用しながら徐々に音作りを学びたい
  • 長く使えるシンセに投資したい(生涯無料アップデートあり)
  • 世界中のチュートリアルや情報を参照しながら学習したい
  • すでに初代Serumを持っている

こんな人は他のシンセも検討してみて

  • まず無料で試してみたい → Vital(無料版あり)が選択肢に
  • とにかくシンプルな操作性を求める → Sylenth1も検討を
  • モジュラーシンセの高度な音作りに興味がある → Phase Plantも候補に
デメリット

「最初から音作りの仕組みをすべて理解しながら使いたい」という方には、Serum 2は機能が多すぎて最初は混乱するかもしれません。その場合、まずシンプルなアナログシンセ系のプラグインで基礎を学んでから移行するのも一つの方法です。


よくある初心者の疑問Q&A

Q. パソコンのスペックはどれくらい必要?

公式サイトに動作環境が記載されています。Serum 2はCPUへの負荷が比較的高いシンセのため、ある程度のスペックのPCが推奨されます。最新の動作環境はXfer Records公式サイトでご確認ください。

Q. DAWは何を使えばいい?

Serum 2はVST3/AU/AAXプラグイン形式に対応しており、主要なDAW(Ableton Live、FL Studio、Logic Pro、Studio Oneなど)で使用可能です。DAWの種類は問いません。

Q. プリセットはどこで手に入る?

Serum(初代)向けに販売・無料配布されているプリセットがSerum 2でもそのまま使用可能です。「Serum presets free」などで検索すると多数見つかります。有料のプリセットパックも多数販売されており、サウンドの幅を広げるのに役立ちます。

Q. Serum 1から乗り換えると初代のプロジェクトはどうなる?

公式サイトによると旧バージョンのプリセットとの互換性が保たれており、Serum 1のプロジェクトもそのまま利用できます。ただし、DAWのプロジェクトによって挙動が異なる場合もあるため、重要なプロジェクトはバックアップを取ったうえでアップグレードすることをお勧めします。


まとめ

この記事のまとめ
  • Serum 2はXfer Recordsが2025年3月にリリースした約10年ぶりの大型アップデート版シンセ音源
  • オシレーターが3基に増加、合成方式も5種類(Wavetable / MultiSample / Sample / Granular / Spectral)に拡張
  • フィルターが2基・マクロが8つに倍増し、エフェクトも13種類・同時複数使用が可能に
  • CLIPモジュール・アルペジエーターの搭載でシンセ単体でのフレーズ作りにも対応
  • 初代Serumユーザーは無料アップグレード可能(生涯無料アップデートポリシー)
  • 初心者はまずプリセットを鳴らし、マクロをいじる→少し改造するステップで慣れていくのがおすすめ
  • 購入はXfer Records公式サイトまたはSONICWIREなどの国内正規販売サイトから

Serum 2は「難しいシンセ」というイメージを持たれがちですが、プリセットから入って少しずつ改造するアプローチをとれば、初心者でも十分に楽しめる音源です。世界中に情報・チュートリアルが溢れており、困ったときに調べやすい環境も揃っています。

「とりあえずSerum 2を試してみたい」という方は、まず公式サイトやSONICWIREで最新の価格・体験版情報をチェックしてみてください。あなたのDTMライフの最初の1本として、Serum 2は強力な選択肢になるはずです。

参考・出典

本記事は、上記の公開情報をもとに作成しています。価格・仕様は変動するため、購入前に各公式サイト・販売店で最新情報をご確認ください。

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この記事を書いた人

DTM歴1年、趣味でピアノとDTMをやってます!主に作っているのはポップスとR&B。使用環境はDAWがFender Studio Pro8、オーディオインターフェースにMOTU M4、モニタースピーカーがYAMAHA HS3、ヘッドホンはYAMAHA HPH-MT8、MIDIキーボードはArturia MiniLab 3です。自分が初心者として実際に使ってきた機材やソフトを、これからDTMを始める人の目線でわかりやすく紹介していきます!

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