「Focusriteの Scarlett、買おうと思ってるんだけど SoloにするかScarlettにするか迷ってる…」——DTMを始めようとしている方の多くが、まず突き当たるのがこの壁です。
Focusriteの Scarlett Soloと2i2は、どちらも世界中の初心者から支持される定番オーディオインターフェース(PCと楽器・マイクをつなぐ機材)。2023年8月に登場した第4世代(4th Gen)は音質が大きくアップグレードされ、さらに人気が高まっています。
この記事では、Scarlett Solo 4th GenとScarlett 2i2 4th Genの違いを具体的に比較し、「あなたにはどちらが向いているか」を用途別にわかりやすく解説します。
そもそもオーディオインターフェースって何?という方へ
DTMに必須の”橋渡し”機材
オーディオインターフェースとは、マイクやギターなどのアナログ音声信号をPC(デジタル)に取り込むための変換装置です。「コンバーター」とも呼ばれます。スマホのマイク端子にギターをつないでも音が小さくノイズだらけになるのは、この変換機能がないためです。
オーディオインターフェースを使うと、次のことが実現できます。
– マイクや楽器を高音質でPCに録音できる
– レイテンシー(音の遅延)を大幅に減らせる
– ヘッドホンやスピーカーにきれいな音を出力できる
Focusrite Scarlettシリーズが選ばれる理由
英国の老舗音響メーカーFocusriteが展開するScarlettシリーズは、世界で最も売れているオーディオインターフェースのひとつです。手頃な価格ながらプロ品質に近いマイクプリアンプ(マイクの微弱な信号を増幅する回路)を搭載しており、初心者からセミプロまで幅広く愛用されています。
Scarlett Solo vs 2i2 第4世代スペック比較表
まずは仕様を一覧で確認しましょう。
| 項目 | Scarlett Solo 4th Gen | Scarlett 2i2 4th Gen |
|---|---|---|
| 参考価格(Amazon調べ) | 約19,800円 | 約28,600円 |
| マイクプリアンプ数 | 1系統 | 2系統 |
| 入力端子(フロント) | 1/4″ インスト/ライン入力 ×1 | 1/4″ インスト/ライン入力 ×2 |
| 入力端子(リア) | XLR マイク入力 ×1 | XLR マイク入力 ×2(コンボジャック) |
| ライン出力 | 1/4″ バランス ×2(リア) | 1/4″ バランス ×2(リア) |
| ヘッドホン出力 | ×1(フロント) | ×1(フロント) |
| 解像度・サンプルレート | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
| USB接続 | USB-C | USB-C |
| Air機能 | あり | あり |
| ダイレクトモニタリング | Mono/Offのみ | Mono/Stereo/Off |
| Focusrite Control 2対応 | あり | あり |
| 対応OS | macOS 10.13以降 / Windows 10・11 | macOS 10.13以降 / Windows 10・11 |
| こんな人向け | 1人で歌・ギター中心 | 同時に2つ以上録りたい・将来的に拡張したい |
※価格はAmazon調べ(2026年7月6日時点)。変動する場合があります。最新価格は各販売ページでご確認ください。
2つの主な違いを深掘り解説
違い① マイクプリアンプの数:1基 vs 2基
最大の違いはマイクプリアンプの数です。
- Solo:XLR入力が1系統のみ。同時に使えるマイクは1本
- 2i2:XLR入力が2系統。マイク2本を同時に使える
「マイクは1本あれば十分」という方にはSoloで問題ありません。一方、2人でボーカルを録りたい・ギターとボーカルを別々のマイクで録りたいという場合は2i2が必要になります。
違い② ダイレクトモニタリングの柔軟性
ダイレクトモニタリングとは、録音中の自分の声や演奏をリアルタイムでヘッドホンから聴くための機能(PCを介さないため遅延がほぼゼロ)。
- Solo:Mono(左右同じ音)かOff(オフ)の2択のみ
- 2i2:Mono・Stereo(左右で別の音)・Offの3択に対応
2人で録音したり、異なる楽器を左右に振り分けてモニタリングしたい場合は2i2が有利です。
違い③ 価格差と対費用効果
参考情報によると、Solo 4th Genが約19,800円、2i2 4th Genが約28,600円(いずれもAmazon調べ)。差額は約9,000円です。
「たった9,000円の差なら2i2にしておけば間違いない」という考え方も十分合理的です。特に将来的に使い方が変わる可能性がある方には、最初から2i2を選ぶ選択肢も有力です。
価格は時期や販売店によって変動します。購入前に必ず最新価格をご確認ください。
両モデル共通の第4世代新機能
SoloとScarlett 2i2はどちらも第4世代になって共通の進化を遂げています。
Air機能がパワーアップ
Air機能とは、Focusrite伝統の「スタジオコンソール(大型卓上ミキサー)を通したような音」をシミュレートする機能。第4世代では「Presence(音の明瞭感・輪郭)」と「Drive(サチュレーションと呼ばれる倍音の豊かさ)」を調整できるようになり、よりキャラクターある音作りが可能になりました。
※公式仕様・参考情報によると、第4世代のAD/DAコンバーター性能はハイエンド機と比較しても遜色ないレベルに向上しているとされています。
Focusrite Control 2アプリで直感的に操作
Focusrite Control 2(無料の専用コントロールアプリ)を使うと、本体のノブ操作とPC画面上の操作が完全に連動。入力ゲイン(録音時の音量)を1dB単位で確認・調整できるため、初心者でも失敗しにくい設計です。
24bit/192kHz対応の高解像度録音
両モデルとも24bit/192kHzに対応。CDの品質(16bit/44.1kHz)を大きく上回る高解像度で録音できます。ただし一般的なDTM用途では24bit/48kHzや24bit/96kHzで十分なことが多く、解像度の面で両モデルに差はありません。
第4世代では出力ボリュームノブ(モニタースピーカー用)とヘッドホンボリュームノブが独立したため、それぞれ別々に音量調整できるようになりました。第3世代では共通のノブだったため、この改善は日常的に使いやすくなった点として一般的に評価されています。
用途別・どちらを選ぶべきか
Scarlett Solo 4th Gen がおすすめの人
- 弾き語り・歌ってみた・ポッドキャストなど1人でコンテンツを作りたい
- マイク1本・楽器1台しか使わない
- できるだけ出費を抑えたい(約19,800円)
- 机の上のスペースが限られていてコンパクトさを重視する
- 配信・テレワークでの利用(参考情報によると向いていないとされている)
- iOSデバイスとの接続(現時点では非対応)
- 2つ以上の音源を同時録音したい
Scarlett 2i2 4th Gen がおすすめの人
- ギターとボーカルを同時に別チャンネルで録りたい
- 将来的に機材を増やしたり、友人とセッション録音する可能性がある
- ダイレクトモニタリングをステレオで使いたい
- 長く使えるモデルを選びたい(価格差約9,000円で機能が増える)
- 予算が限られており、できるだけ安く始めたい
- 機能のほとんどを使いこなすか分からない
価格と購入先のチェック
Scarlett Solo 4th Gen
Amazon調べ(2026年7月6日時点)で約19,800円。DTM入門機としてコスパは非常に高いと一般的に評価されています。
Focusrite Scarlett Solo 4th Gen
Scarlett 2i2 4th Gen
同時点で約28,600円。マイクプリアンプ2基搭載で2チャンネル録音が可能な、初心者から中級者まで幅広く対応する定番モデルです。
Focusrite Scarlett 2i2 4th Gen
価格は変動する場合があります。Amazonの最新価格はリンク先でご確認ください。
初心者がよく抱く疑問に答えます
Q. 音質はSoloと2i2で違う?
参考情報によると、両モデルとも第4世代から大幅にAD/DAコンバーター(アナログ↔デジタル変換回路)の性能が向上しており、音質面での差はほぼないとされています。どちらを選んでも1万円台〜2万円台とは思えないクオリティで録音が可能です。
Q. 初めてのDTMにはどちらが「正解」?
「まずは1人で歌やギターを録音してみたい」という方にはSoloで十分です。ただし「将来的にどう使うかわからない」「少し予算に余裕がある」という方は2i2を選んでおくと後悔が少ないでしょう。世界的に最も売れているモデルは2i2であり、DAW(音楽制作ソフト)の解説動画や記事でも2i2を前提にしているものが多く、情報量が豊富な点もメリットです。
Q. MacでもWindowsでも使える?
どちらもmacOS 10.13以降とWindows 10・11に対応しています(公式仕様より)。M1/M2チップ搭載のMacでも動作報告が多く、USB-C接続なので変換アダプターなしで接続できる場合がほとんどです(PCのUSBポートの形状によります)。
Q. 付属ソフトは何がついてくる?
参考情報によると、付属ソフトが充実しているとされています。具体的には録音・編集ができるDAWソフトや音源などが含まれる場合があります。最新の付属内容はFocusrite公式サイトでご確認ください。
まとめ:Solo vs 2i2、結局どっちを選ぶ?
- Scarlett Solo 4th Gen・2i2 4th Genはどちらも第4世代で音質が大幅向上、1万円台〜2万円台とは思えないクオリティ
- 最大の違いはマイクプリアンプの数(Solo:1基、2i2:2基)とダイレクトモニタリングの柔軟性
- 1人で歌・楽器録音メインならSolo(約19,800円)がコスパ◎
- 同時2チャンネル録音・将来的な拡張を視野に入れるなら2i2(約28,600円)が安心
- Air機能・Focusrite Control 2・24bit/192kHz録音は両モデル共通
- 世界で最も売れているのは2i2。情報量が多く初心者に優しい環境が整っている
迷ったら価格差約9,000円を払って2i2を選ぶのが、長い目で見ると後悔が少ない選択です。一方、「今は絶対Solo用途しかない」「まずは安く始めたい」という方はSoloからスタートするのも全く問題ありません。どちらも世界中の初心者が最初の1台として選んでいる、信頼性の高い機材です。
ぜひ自分の用途・予算と照らし合わせて、DTMの第一歩を踏み出してみてください!
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参考・出典
本記事は、上記の公開情報をもとに作成しています。価格・仕様は変動するため、購入前に各公式サイト・販売店で最新情報をご確認ください。

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